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【平成29年度第2回フォーラムのご案内】

顔から読む─音声・印象・視線の知覚研究

 2017年度第2回フォーラムを,下記の通り開催いたします。お誘いあわせの上,ふるってご参加ください。

【日時】
2018年1月20日(土)14:30〜16:30
【場所】
愛媛大学総合情報メディアセンター メディアホール(愛媛大学城北地区キャンパス)
https://www.ehime-u.ac.jp/overview/access/johoku/
【企画】
大塚 由美子(愛媛大学)
【司会】
山口 真美(中央大学文学部)
【趣旨】
顔は社会的コミュニケーションを行う際に、他者についての多様な情報をもたらす興味深い知覚対象です。今回のフォーラムでは,今年度より始動した新学術領域研究「顔・身体学」から3名の演者をお招きして、顔と声の視聴覚統合の発達、印象知覚のメカニズム、視線知覚のメカニズムといった顔に関する知覚の諸側面についての最新の成果について紹介していただきます。多数の皆様のご来場をお待ちしています。
【講演概要】
氏家 悠太(中央大学研究開発機構)
「日本語母語乳児におけるMcGurk効果の処理過程の検討」
 顔が関わる視聴覚統合であるMcGurk効果(McGurk & MacDonald, 1976)には、英語圏と日本語圏の間の文化差があることが知られている。このような文化差は、母国語となる言語環境の違いにより生じると考えられるが、その成立過程は明らかでない。成人を対象とした研究では、McGurk効果の弱い日本人は、発話をしている顔を見る際の注視パタンが西洋人とは異なることが示されている。日本と西欧の乳児(生後7ヶ月)の間で示された表情認識の文化差(Geangu et al., 2016)と同様に、乳児期における注視パタンの違いがMcGurk効果の文化差の成立に関与する可能性がある。本発表では、日本語母語乳児を対象に、アイトラッカーと近赤外分光法(fNIRS)を用いて、McGurk効果の処理過程を検討した研究結果を報告する。

中村 航洋 (早稲田大学理工学術院・日本学術振興会・慶應義塾大学先導研究センター)
「計算モデリングと実験心理学的アプローチよる顔印象知覚メカニズムの探求」
 人間には,他者の顔に魅力や支配性といった多様な印象を知覚し,顔からその人物の内面までも推測しようとする普遍的な心理メカニズムが備わっている。本発表では,こうした多様な顔印象の知覚がどのようにして成り立っているのかについて,顔形態の計算モデリングによる顔印象研究と実験心理学的手法による顔印象知覚研究をもとに考察し,それぞれの研究アプローチの有用性と今後の研究の展開について議論したい。

Colin Clifford (UNSW, Sydney)
「What can aftereffects reveal about the functional architecture of human gaze perception?」
 The direction of another’s gaze provides a strong cue to their intentions and future actions. The perception of gaze is a remarkably plastic process: adaptation to a particular direction of gaze over a matter of seconds or minutes can cause marked aftereffects in the perceived direction of others’ gaze. Computational modelling of data from behavioural studies of gaze adaptation allows us to make inferences about the functional principles that govern the neural encoding of gaze direction. This in turn provides a foundation for testing computational theories of neuropsychiatric conditions in which gaze processing is compromised, such as autism.

【指定討論】
渡邊 克巳(早稲田大学理工学術院)
※敬称略
【参加資格等】
参加費無料・参加申込不要。
どなたでも聴講できます。
【共催】
科研費・新学術領域研究
「トランスカルチャー状況下における顔身体学の構築─多文化をつなぐ顔と身体表現─」
(研究代表:山口真美)

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