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【平成29年度第1回フォーラムのご案内】

基礎心理学は社会心理学に貢献できるか―社会心理学における実験の姿―

 2017年度第1回フォーラムを,下記の通り開催いたします。お誘いあわせの上,ふるってご参加ください。

【日時】
2017年5月14日(日)14:00〜17:00
【場所】
慶應義塾大学三田キャンパス西校舎527教室
http://www.tsushin.keio.ac.jp/access/#access02
【企画・司会】
竹村 和久(早稲田大学)・坂上 貴之(慶應義塾大学)
【趣旨】
今回のフォーラムにおいては社会心理学における実験を取り上げ、現在基礎系で行われている実験手続きや装置等が、この分野における実験的研究を推進することに寄与するかどうかを考える縁(よすが)としたい。講演者は、いずれも社会心理学の分野で、その分野での実験的手法を用いて研究を推進されている第一線の研究者の方々である。
【講演概要】
竹村 和久(早稲田大学)
「意思決定研究と実験法」
 本発表では、社会心理学での実験法の位置づけを簡単に述べ、その中でも個人的意思決定や社会的意思決定についての研究における実験法の位置づけやその研究例について報告する。特に、行動実験とその計量分析によって、個人の態度、効用、主観的確率、価値などを推定する方法の理論的基礎や手法を紹介する。
 社会心理学の中でも実験法は基礎心理学のスタンダートとは異なっているところが多いが、現在の実験系の社会心理学は知覚心理学の研究者が始めたとも言えその源流は同じところにある。多くの基礎系の研究者が社会心理学研究を始め、新たな社会心理学を創ることを期待したい。

森 久美子(関西学院大学)
「行動実験による社会的態度の測定」
 社会心理学では他者に対する態度の測定は重要な位置を占める。心理尺度による測定が多く用いられる一方で、行動実験を用いて尺度測定とは異なるレベルでの態度を測定しようという試みも重ねられてきた。
 本発表では、実験ゲームを用いた利他性や公平性の測定のほか、行動実験を用いたステレオタイプや偏見などの態度測定について紹介する。これらの実験手法には基礎心理学での手法を援用したものも多い。基礎系の研究者からの批判や示唆により、さらなる洗練と発展が望めるものと期待している。

増田 真也 (慶應義塾大学)
「社会調査における回答行動に対する実験的アプローチ」
 社会心理学を含む、多くの社会科学で社会調査が多用されているが、調査項目への回答には、様々な反応バイアスが含まれることから、人の意見や態度等についての正確な知見が得られていないという可能性がある。そこで本発表では、特に中間選択傾向に関して、こうした問題にアプローチした我々の実験を紹介させていただく。
 また、調査項目への回答には、調査票のレイアウトの知覚、質問の理解、関連する情報の想起、判断、要求された回答形式への編集といった段階があると考えられているが、こうした回答プロセスについては基礎心理学の立場からの理解や改善が可能であろう。近年、コンピュータを用いた調査によって、回答時間、注視、マウスの軌跡やクリックといったパラデータが、容易かつ大量に手に入るようになったことも、そのような試みを促進させるものと思われる。基礎心理学的な研究から、社会調査を改善させていくためのアプローチについて、参加者とともに検討していきたい。

【指定討論者】
広田 すみれ(東京都市大学)・坂上 貴之(慶應義塾大学)
※敬称略
【参加資格等】
参加費無料・参加申込不要。
どなたでも聴講できます。
【共催】
三田哲学会(予定)

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