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【平成27年度第2回フォーラムのご案内】

「脳イメージングで探る3次元の知覚世界」

 2015年度第2回フォーラムを,下記の通り開催いたします。お誘いあわせの上,ふるってご参加ください。

【日時】
2016年3月17日(木) 14:00〜17:00
【場所】
東北学院大学土樋キャンパス8号館 押川記念ホール
(JR「仙台駅」から徒歩20分,地下鉄南北線「五橋駅」,「愛宕橋駅」から徒歩5分)
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/access/tsuchitoi.html
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp/campusmap/tsuchitoi.html
【企画・司会】
櫻井 研三(東北学院大学)
【趣旨】
視覚や触覚の情報から外界の3次元空間とそこに存在する物体を認識し,同時に空間内を安全に移動しながら物体を操作することは,極めて困難な課題です。しかし人間の脳はその困難な課題をリアルタイムに,そして容易に遂行してしまいます。その際にどのような脳活動が行われているのかは,とても興味深い問題です。現在の脳イメージングはその技術的制約から,実験参加者の身体をほぼ固定した状態で測定せざるをえませんが,それでもこの問題に関する多くの素晴らしい発見が相次いでいます。
本フォーラムでは、視覚,前庭覚,触覚による3次元の知覚が関係する脳イメージングで先端を走る3人の講演者をお招きし,最新の見解や今後の展望について議論していただきます。皆様のご参加を心より御待ちしております。
【講演概要】
Mark W. Greenlee(University of Regensburg)
「Functional and structural MRI studies of multisensory integration underlying self-motion perception」
Since the advent of functional magnetic resonance imaging cognitive science has experienced a turn towards neuroscience. Models of perceptual and cognitive functions can now be tested against patterns of human brain activity in anatomically well-defined regions of interest. Structural and functional connectivity analyses can inform us about how different brain regions are interconnected and interact in perceptual and cognitive tasks, as well as during resting states. I will report on a series of experiments that aimed to reveal the visual-vestibular sensory processing underlying self-motion perception. We (Frank et al., 2014) localized regions in the posterior insula using fMRI and looked at its connectivity with DTI-based probabilistic fiber-tracking to other brain regions. The results suggest that two areas in this part of the brain are involved in self-motion perception: the parietal insular vestibular cortex (PIVC) for the processing of vestibular information and posterior insular cortex (PIC) for the integration of visual and vestibular information. The differential pattern of connectivity suggests that these two regions play different roles in the integration of visual and vestibular cues related to self-motion perception.
番 浩志(情報通信研究機構・大阪大学)
「ヒトはなぜ3Dを見ることができるのか?−ヒト脳内背側視覚経路に沿った階層的な3D情報処理過程−」
最近の映像技術の革新により、3Dテレビに代表されるような映像を立体的に呈示するデバイスが現実のものとなりつつある。一方で、ヒトがなぜ3Dを知覚できるのか、その脳内の情報処理機構は解明されていない。本講演では、両眼視差手がかりと単眼性の3D手がかり(陰影、テクスチャ、運動など)が統合される過程や、脳内の3D情報処理機構の発達過程、そして局所的な両眼視差情報が物体の大局的な傾き平面へと変換されていく過程を調べた我々の最近のヒトfMRI研究に基づいて、3D視を実現するヒト脳内の背側視覚経路に沿った階層的な情報処理過程を紹介したい。また、視覚の心理学・神経科学が今後の3D映像呈示技術の発展にどのように役立てられるかを考えたい。
北田 亮(自然科学研究機構・生理学研究所)
「触覚による物体認識に関わる脳内ネットワーク:階層性と並列処理」
私たちは見るだけでなく触るだけでも、日常的な物体を認識することができます。では脳はどのように触覚入力を解釈して、物体を認識するのでしょうか?これまでの認知神経科学的研究により、一次体性感覚野を含む広大な脳内ネットワークが関与することが明らかになっていますが、各脳部位の役割分担については不明な点が多いのが現状です。本講演では、私が行ってきたこれまでの研究に基づき、(1)物体の素材情報(粗さ・柔かさなど)と空間情報(方位・形など)が脳内で並列分散的に処理されている仮説、(2)分散処理された物体情報が高次視覚野を含むネットワークで統合され、物体の認識に至る仮説、(3)盲視の症例が示すように、触覚でも初期感覚野が物体表面の意識的知覚に関与する仮説について、ベルベット錯触の例を用いて解説します。
【指定討論者】
栗木一郎(東北大学電気通信研究所)
【参加資格等】
参加費無料・参加申込不要。
どなたでも聴講できます。
【共催】
東北大学電気通信研究所共同プロジェクト研究
国際共同研究推進型共同プロジェクト研究会
「多感覚統合への自己身体運動の寄与」

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