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  「基礎心理学研究」 特集号原稿募集のお知らせ
特集テーマ: 「身体・運動・行為の基礎心理学」
        Psychonomic research of body and action

企画: 中島亮一(京都大学)・佐々木恭志郎(関西大学)・板口典弘(慶應義塾大学)
基礎心理学研究第42巻1号(2023年9月発行予定)では,「身体・運動・行為の基礎心理学」というテーマで特集を企画いたします。
 
1.企画趣旨

 人間(に限らず全ての生物)は,環境の中で自分の身体をもって存在しています。日々の営みの中で,身体を媒介して環境から情報を受け取るだけではなく,行為という形で環境に働きかけます。 このような環境-身体のインタラクションは,人間の知覚・認知,感情,記憶や思考,意思決定といった心理過程と密接に関連していると考えられます。つまり,心のメカニズムを検証する上で,身体そしてそれが実行する運動や行為は重要な切り口であることは間違いありません。
 身体については,認知科学・認知神経科学のみならず,哲学の分野でも議論されています。また,身体所有感や行為主体感のようなトピックは工学分野で応用的な研究もされています。さらに,学際的な研究だけでなく,私達に馴染み深い心理学実験においても,ボタン押しや視線移動,音声反応といった身体運動行為を日常的に用いています。さまざまな手法によって多角的に身体・運動・行為が検討されている現在,それらに対する基礎心理学的アプローチをまとめ,見つめ直すことは大きな意義があることでしょう。
 このような背景から,本特集企画では身体および運動・行為に関する特集号を組み,広く原稿を募集します。

 
2.特集企画で扱う論文の範囲

 この特集号では,身体・運動・行為のいずれかもしくは複数にまつわる多彩なトピックの論文を募集します。具体的には,運動・姿勢制御,行為主体感や身体所有感, VR技術を使った身体拡張,姿勢や動作による知覚・認知の変容など幅広いテーマを含みます。身体運動計測や動作解析などの方法論にスポットを当てた研究についても歓迎いたします。また,オリジナルの実験研究論文に限らず,二次分析やレビュー論文等もぜひご投稿ください。

 
3.募集要項

 2022年11月2023年2月末日を締切りとします。基本的にはオリジナルな実験研究の論文等を募集しますが,理論やモデルに関する研究も含めます。英語論文,日本語論文のどちらでも可で,原著論文・研究ノート・評論のいずれも可です。執筆・投稿規定 (http://psychonomic.jp/journal/index.html )にしたがって原稿を作成して下さい。 原稿はウェブ投稿・審査システム(http://jjps.edmgr.com/ )から投稿して下さい。本特集は 2023年9月末発行予定の第42巻1号に掲載されます。

 
4.スケジュール

投稿締切:2022年11月末日 延長しました→ 2023年1月末日再延長しました → 2023年2月末日
採否決定:2023年4月末日 延長しました→ 2023年6月末日再延長しました→ 2023年7月末日

 
5.問い合わせ先
事務局編集担当:kisoshin-edit@bunken.co.jp
     
 
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