基礎心理学研究
第37巻 第1号(2018年度)
【原著論文】
- 桐田隆博:視覚探索において怒り顔と幸福顔の検出はどちらが優位か?
─標的刺激の知覚的特徴と妨害刺激の棄却効率の観点から─
- 隅田浩子・斎田真也・前原吾朗:読み書き困難児と定型発達児におけるoblique効果
- 森 将輝・渡辺利夫:視線知覚空間の異方性
【書評】
- 山本健太郎:宮崎 真・阿部匡樹・山田祐樹 ほか編著,日常と非日常からみるこころ
【講演論文】
日本基礎心理学会第36回大会
シンポジウム1:企業が心理学に期待するもの,心理学が企業に貢献できること
- 田谷修一郎:企業が心理学に期待するもの,心理学が企業に貢献できること
シンポジウム2:共感覚的体験:ワークショップと研究の最前線
- 茅原拓朗:19世紀 視覚メディアの温故知新
―メディア技術がもたらした知覚の発見とその可能性―
- 浅野倫子:共感覚と音象徴からのぞく認知処理間の潜在的な結びつき
シンポジウム3:食と基礎心理学の接点
- 小早川 達・後藤なおみ:「味」の正体―味嗅覚統合への心理物理学からのアプローチ
- 村田航志:マウス脳で探る匂いの誘引性と忌避性が生じる神経メカニズム
- 朝倉敏夫:人はなぜそれを食べるのか?―韓国人と犬肉―
2017年度日本基礎心理学会第2回フォーラム?顔から読む─音声・印象・視線の知覚研究
- 中村航洋:計算モデリングと実験心理学的アプローチによる顔印象知覚メカニズムの探求
- 氏家悠太:McGurk効果の多様性における環境要因と個人特性の影響
- Colin W. G. CLIFFORD: What can aftereffects reveal about the functional architecture of human gaze perception?
【解説】
- 木村元洋:事象関連電位のサイズとタイミングの定量化
【報告】
- 関根道昭:基礎心理学者のキャリアパスII
- 西田眞也:新学術領域研究「多元質感知」
【紹介】
【追悼】
【会報】
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