基礎心理学研究
第36巻 第1号(2017年度)
- 村上郁也:学会誌『基礎心理学研究』改善に向けての取り組み
〔特集:質感と感性の認知科学〕
- 山口真美・本吉 勇:巻頭言:特集「質感と感性の認知科学」
【原著論文】
- Yoshie KIRITANI, Akane OKAZAKI, Kanako MOTOYOSHI, Ruriko TAKANO, and Noriko OOKUBO: Color illusion on complexion by lipsticks and its impression
- Yusuke TANI, Ryo NISHIJIMA, Takehiro NAGAI, Kowa KOIDA, Michiteru KITAZAKI, and Shigeki NAKAUCHI:
Trained visual art experts make more stable judgments of glossiness
- 濱田治良・鍋田智広・福田T. スティーブ・内海千種・福士士・天野 要:群論モデルにもとづく正方行列枠中の要素パターンに対する良さと複雑さ
- 權 眞煥・吉野淳也・高佐原 舞・中内茂樹・坂本真樹:質感を表現するオノマトペからみた自然感と高級感の関係
【研究ノート】
- 中 響子・米満文哉・山田祐樹:顔の魅力判断とジェンダー環境―女子大学と共学大学での比較―
- 澤山正貴・岡部 誠・西田眞也・土橋宜典:質感認知研究のための実験手法:テクスチャ合成による3次元形状の生成
- 出澤正コ:両眼視・運動視における体積感
【評論】
【研究ノート】
【書評】
- 小川洋和:十河宏行著,心理学実験プログラミング:Python/PsychoPyによる
実験作成・データ処理(実践Pythonライブラリー)
【講演論文】
日本基礎心理学会第35回大会
シンポジウム1:ロービジョンからの挑戦
- 新井千賀子:患者の見え方を科学するロービジョンケア
- 田中恵津子:書字課題と視覚
- 川嶋英嗣:コントラスト感度と空間ナビゲーション
- 小林 章:視覚障害リハビリテーションにおける挑戦―周辺視野障害の場合―
シンポジウム2:基礎心理学のアイデンティティ
- 平石 界:堪え性のない一研究者からみた研究者のアイデンティティ
- 渡邊恵太:自己帰属感とインタフェースデザイン
シンポシウム3:多感覚知覚研究の最前線
- 北川智利:能動的な身体運動は体性感覚と聴覚間の時間精度を向上させる
- 日聡太:多感覚相互作用の諸相―学習・知覚の抑制・個人差
- 鳴海拓志:多感覚知覚の工学的応用
日本基礎心理学会2015年度第2回フォーラム 身体と知覚・認知
- 雨宮智浩:触覚・身体感覚の錯覚を活用した感覚運動情報の提示技術
- 大内田 裕:幻肢・幻肢痛を通してみる身体知覚
- 川越敏和:高齢者における認知・運動能力と脳内ネットワーク
- 平井真洋:身体に根ざした社会的認知の生涯発達:身体の「内側」と「外側」の視点から
【解説】
- 時田みどり:理想的観察者モデル入門―基本的な考え方と適用方法―
【報告】
- 上田祥行:Vision Sciences Society 2017の参加報告
- 湯淺健一:18th Annual International Multisensory Research Forum参加報告
【紹介】
【会報】
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