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【日本基礎心理学会2008年度第2回フォーラム】

「消費者心理を科学する:認知心理学と行動経済学の接点」

【日時】

2009年3月28日(土)13:00〜15:30

 
【場所】
大阪大学(吹田キャンパス)人間科学研究科 東館2階207室(ユメンヌ・ホール)
 
【共催】
グローバルCOE「人間行動と社会経済のダイナミクス」(大阪大学)
日本認定心理士会
 
【人間科学研究科へのアクセス】
大阪モノレール阪大病院前駅下車、徒歩5分
地下鉄御堂筋線(北大阪急行)千里中央駅から阪急バス「阪大本部前行」(または「茨木美穂ヶ丘行」)で(約15分)阪大医学部前下車、徒歩3分
阪急茨木市駅から近鉄バス「阪大本部前行」で(約25分)阪大医学部前下車、徒歩3分
 
【企画・司会】
森川和則(大阪大学)
 今回のフォーラムでは,認知心理学と行動経済学の立場から消費者心理を科学的に研究しておられる第一人者に講演していただきます。両分野の研究者の交流の場になると同時に、ビジネスの実務家やマーケティング分野の方々にも興味をもっていただける内容であると期待しています。多数の皆様のご来場をお待ちいたしております。どなたでも参加できます(無料)。
 
【講演】
楠見 孝(京都大学)「広告と消費者心理: 単純接触効果による安心感とノスタルジア」
 認知心理学は、消費者の広告認知過程を科学的に解明するための理論と方法論を提供する。ここでは単純接触効果に着目して、反復提示される広告において、どの要素に注意が向けられ、親しみや好意を引き起こし、記憶に残り、購買行動に結びつくのかを、実験と調査データに基づいて検討する。あわせて、最近の重要な社会問題である食品のリスク・安全情報の反復提示が安心感に及ぼす影響に関する問題も取りあげる。また、近年、レトロマーケティングとして盛んに用いられている、ノスタルジア(懐かしさ)を引き起こす広告は、手がかり刺激との過去における単純接触と長い空白時間が重要な要因であり、年齢差や男女差があることを、調査データにもとづいて検討する。
竹村和久(早稲田大学)「消費者の意思決定過程」
 消費者は、社会経済生活の中で、商品やサービスを獲得し、使用し、廃棄するなどの活動を行っている。消費者の意思決定過程の解明は、経営上の実務的観点からも消費者理解の観点からも重要な問題である。本発表では、これまでの消費者の意思決定過程研究の経緯と近年の知見について概説する。消費者の意思決定過程は、期待効用最大化の仮定からは理解することが必ずしも容易でないことがわかっており、満足化原理や決定ヒューリスティックのような概念によって説明されたり、プロスペクト理論のような非線形期待効用理論から説明されることがある。本発表では、このような従来の理論的説明と、近年の消費者意思決定研究の知見について説明する。
池田新介(大阪大学)「時間選好と肥満」
 負債保有者がそうでない人よりも肥満傾向が強いのをご存じでしょうか。同様に、低貯蓄国ほど肥満率が高いという報告もあります。私たちの体格は、運動量を所与とすればどれだけカロリーを摂取するかで決まり、カロリー摂取は、貯蓄や負債と同様に現在と将来の間の異時点間の選択に基づいていると考えられます。そしてその選択を大きく左右するのが、「時間選好率(時間割引率)」です。「将来」よりも「現在」にどのくらいウエイトを置くかを表すこのパラメーターは、個人の負債保有傾向に強い影響を与えます。講演では、近年心理学の影響で発展してきた行動経済学の知見を入れながら、私たちのBMIや肥満度が実際に時間選好率にどのように依存しているかをお話しします。
 
【対象】
どなたでもご参加いただけます(参加費無料,申込み不要です)
 
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